闘わなければ生き残れない
仮面ライダー好きの方なら、このキャッチコピー聞いたことがあるはず。
私が仮面ライダーシリーズで最も好きな「龍騎」のキャッチコピーです。
当作品は文字通り仮面ライダーとしては異例のライダー同士のバトルロワイヤルで最後に生き残った一人が己の望みを叶えられるという非常にヘビーな内容となっています。
作品のエピソードひとつひとつも大人が見ても楽しめる逸品です。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー龍騎 -20 Kamen Rider Kicks Ver.- 約140mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2018/12/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
ここで私が注目したいのはこの作品の登場するライダー達の台詞です。
仮面ライダーベルデ、高見沢という一癖も二癖もある表向きは敏腕経営者という人物が放った言葉が個人的に胸に刺さります。
「人間はみんなライダーなんだよ」「生きるってことは他人を蹴落とすことなんだ」
生きることは綺麗ごとだけでは終わることなく、意識せずとも誰もが誰かを蹴落として生きている。そういう風に自分は受け取っています。
生きて闘い自身の望みを叶えるために他人を犠牲にする。
見ていた当時は文字通りの意味でしか感じられませんでしたが、今は当時とは違う意味で感じ取ることができ深い言葉だなと感じます。
他人を犠牲にしていない、自分は他人を大事にしていると豪語する人もきっと誰かを犠牲にしているはず。
生きることの業の深さ、奥深さを知るなら是非「仮面ライダー龍騎」をご鑑賞おすすめします。