自分の未来をビルドしたい

未経験で職務経歴がボロボロの人がSEを目指していきます

カフェイン中毒による自殺の試み

まずはじめに言っておく。

どんな自殺も失敗すれば死ぬよりキツイ結果が待っている。

自殺は必ずしも成功するとは限らず、おおよそ失敗に終わる。

 

私は会社でSEとして働いていたのだが、前職で発症していた抑うつがぶり返し自分が思うようにいかなかった。

そして家族もそんな自分を見て不安になり、ちゃんとやっていけるんだろうか。

もしかしたら死ぬまで養わないといけないのだろうかと頭を抱えていた。

 

そんな両親を見て私はなぜか「私がいなくなればみんなハッピー。私はいては迷惑な存在だ。そうだ、死のう」という合理性のかけらもない思考結果に陥ったのである。

 

そこでネットで見つけたのがカフェインの大量摂取による中毒死だった。

エナジードリンクや錠剤の眠気覚ましを大量に飲めば、身体の許容範囲外のカフェインで中毒死するというまとめブログだった。

 

しかし、そこにはリスクが大きいと書いてあり失敗した際の自殺未遂者の体験談が赤裸々に書いてあった。

書いてあったのだ。

だが、私には「死」の文字のみしか見えていなかった。盲目的になっており、近くの薬局で大量にカフェイン関連の薬剤を買った。

 

そして近くの公園でそれらをすべて飲み干した。飲み干したあとは特に意識がなくなるわけでもなく、少し頭がぼうとするのみだった。

次第に思考力が落ち、これはそろそろ死ぬのかなと期待をしていた。

 

だが現実は厳しいものだった。

結局自宅に帰り、しんどさから横になったのだが目の前がくらくらし手足が痺れだした。

そして身体が痙攣を始めて両親が救急車を呼んだ。

 

近くの病院に運ばれた私は意識が朦朧としており、医師の問いかけに答えるのが精一杯だった。

そして突如胃から溜飲が上がり盛大に吐いた。

腹部は痛くなり、恐らくカフェインの成分と胃酸のせいで食道や胃からあたりがただれ死ぬより辛い激痛がそこから始まった。

 

そして何度も「痛い」と繰り返し、ナースコールを何度も押して看護師の方に迷惑を掛けた。

クスリも処方してもらったが、即効性は自身が期待したいほどはなかった(服用しておよそ5時間ほど)。

それでもただれた内臓の痛みを焼けるように鋭く痛く、もがき苦しむ羽目になった。

生涯であそこまで苦しく傷んだのは初めてだったと思う。

 

ようやく病院に搬送され3日目に内臓はクスリと看護師、医師の方のフォローで痛みがなくなった。

尿道カテーテルもとれ、あとは口からの栄養補給が出来るようになるのを待つのみだ。

 

いかがだっただろう。

自殺に追い込まれるほどの精神状態は自身は理解しているつもりだ。盲目的で死が大変魅力的に感じるのだ。

だが、死はそう簡単に迎えてはくれない。

失敗し、待っているのは地獄のような苦しみなのだ。

だから、もしこの記事を読んでいる貴方が自殺をしようとしているなら辞めることを強く強く推奨する。

自殺以外に今の苦しみから逃れる術はきっとある。

自殺は貴方をさらに苦しめるきっかけに大いになりうる。

そのことを考えて自分の身体を大事にして欲しい。

愚かな私からの些細なお願いだ。